ビートボックス音楽で人々の物語を伝える
Music For
People Project
人々のストーリーを
ビートボックス音楽で
伝える
人はどこにいても、多様な文化、背景、アイデンティティを持っています。しかし、人はその違いを認識できず、人種、年齢、国籍、性別などの社会的なカテゴリーを見て、ある個人を同じグループとして認識してしまうことがあります。同時に、それぞれ異なる特徴や物語を持っているのです。私、Vivaは、楽器を持たず、人の音だけで作られた音楽を通して、大きな意味を持つ個々の物語を届けたいと思い、Music For People Projectというプロジェクトを立ち上げました。
Vivaとは誰か?
こんにちは、Vivaです!
人の物語を伝えるために、
「Music For People Project」
を始めました。
このプロジェクトの背景を読者にわかりやすくするために、簡単に自己紹介をしたいと思います。 私はシンガーソングライターであり、ビートボクサーです。口からの音だけで曲を作っています。
高校から大学までの7年間、バンドサークルで主にボーカルとベース、ギター、たまにドラムを担当していました。 母がフィリピン出身ということもあり、3年生の時に在日フィリピン人エンターテイナーについて勉強しました。その後、1年間休学し、主にフィリピン人である人たちを英語教師にするための会社で働きました。
1年休んだ後、卒業プロジェクトとして、日本に住むフィリピンにルーツを持つ若者のストーリーを伝える「Music For People Project」を立ち上げることにしました。
なぜ、
音楽なのか?
なぜ、人の物語を語るのに音楽でなければならないのか、疑問に思う人もいるかもしれません。これには、私の情熱と、個々のアイデンティティの対話としての音楽の力という、2つの最も大きな理由があります。
第一の理由として、私は音楽、特に歌とビートボックスに情熱を持っています。私は、自己紹介にもあるように、7年間バンドサークルに所属していました。そもそも私が音楽が好きになったきっかけは、母が以前働いていたフィリピンパブで、歌を歌ったことでした。それがきっかけで、物心ついたときから音楽が好きでした。成長するにつれて、高校に入学した頃から、ようやく音楽制作を始めました。大学4年生までは、ボーカルとして軽音部に所属し、ギターやベース、ドラムなどの楽器を習っていました。軽音部に加えて、ヒューマンビートボックスは2022年現在で、合計2年半やっています。ビートボックスを音楽として本格的にやり始めたのは、RofuというHiroとFugaの2人で構成された、2018年アジアビートボックスタッグチャンピオン、世界大会「Grand Beatbox Battle 2021」3位のビートボックスタッグチームを知ったのがきっかけです。
(RofuがHIKAKINさんのビートボックスについて語る最初の動画です)
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2人はビートボックスの動画にリアクションし、ヒューマンビートボックスがいかに魅力的かという動画を投稿しています。私は彼らのコンテンツが大好きで、音楽としてのビートボックスを教えてくれました。音楽をやってきた私にとって、文章や映像よりも、音楽が一番気持ちや感情を表現できる方法だと思っています。それが、私が彼らのストーリーを伝えるために音楽を選んだ理由の1つです。
2つ目の理由は、音楽は、異なるアイデンティティを持つ物語と感情や感覚を共有することができるからです。音楽を通して個々の物語を届けられると考えたのは、Long NightというMiyaviというアーティストのミュージックビデオにたまたま出会った時です。
(Long Nights feat. Sonitaのミュージックビデオです)
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Miyaviは日本のシンガー、ギタリストであり、UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)の親善大使を務めています。そして、シリア人のラッパー、Sonitaと音楽をリメイクし、難民としてのメッセージを伝えています。私は、その曲に驚き、感動しました。私は難民ではないのですが、Sonitaが歌詞の内容と同じ、あるいは似たような感情を経験しました。音楽は、他の人が共感を得るためのストーリーを伝えるツールになりうるのだと知りました。このような体験は、音楽を聴いているときにも起こりうることです。音楽は、演奏家や作曲家が自分のアイデンティティを表現するためだけでなく、リスナーがそのアイデンティティを音楽の中で体験するためのものでもあるのです。音楽は、違いや人種、性別、階級、国などの境界を越え、人々が物語と対話し、自分のアイデンティティを内面化する手助けをすることができるのです。(Simon Frith, Music and Identity[Cultural Identity]) (Juliet Hess, Singing our song: Juliet Hess, Singing our song: Navigating identity politics through activism in music)。そのことから私は、難民の方だけでなく、他の人たちのためにも音楽でできることがあると思ったのです。この2つ、音楽が好きな気持ちと音楽の力が音楽をストーリーテリングとして選んだ理由です。
なぜ
ヒューマン
ビートボックス
なのか?
一番の理由は、音楽としてのビートボックスが好きで、それを他の人に届けたいからです。最近、日本でもビートボックスの人気が高まっていますが、多くの人はビートボックスを音楽としてではなく、ある種変わった特技としてしか見ていないような気がします。軽音楽部に所属していた時、バンド練の練習の休憩中にビートボックスをやっていたら、「うるさい 」と言われた経験があります。お母さんにも「やめなさい」と言われました。練習するタイミングが悪かっただけで、迷惑をかけただけかもしれないんですけどね。でも、ギターやピアノなど、いわゆる「楽器」を演奏していても、やめろとはほとんど言われず、その音楽を楽しんでいる人を見てきました。そんな経験から、私ビートボックスが音楽として当たり前になる未来への一歩を踏み出すために、音楽としてのビートボックスと、人間の声と身体でできることの可能性を届けたいと思っております。
なぜ、
Music For
People Project
なのか?
Music For People Projectとして、私は個人のストーリーを伝えるためのミュージックビデオを制作しています。ミュージックビデオの制作は、テーマ決め→リサーチ&インタビュー→音楽制作→ミュージックビデオ制作という流れで行っています。このプロジェクトは、まず構成を決めるところから始まります。例えば、第一回目のプロジェクトでは、初めて日本に住むフィリピンにルーツを持つ若者を対象にしました。その後、テーマをリサーチして、その人たちにインタビューをしました。フォローアップも含めてインタビューが終わったら、その時の話をもとに音楽制作を始めます。そして、そのストーリーを届けるためにミュージックビデオを制作します。そのほかにも、インタビューやが曲制作の様子をもとにしたショートドキュメンタリーを作ったり、他の人が聴いたり見たりして、当事者たちの話を聞き、感じたかとを共有するためのイベントを行なっております。
今までの
プロジェクト
一つ一つのストーリーに意味があります。
その意味を音楽で届けていきます。